パソコンからオーディオアンプ等へファイル音源(音楽信号)を出力する方法として
現在、USBを介して出力するいわゆる USB/DACが主流ですが
別のインターフェースとして、約3年前に「MacBook Pro」搭載から登場した 『Thunderbolt』 を
ご存知でしょうか。
今回、ICレコーダーで人気の「 ZOOM 」からThunderbolt対応オーディオインターフェイスが
発売になります。(※6月上旬発売予定)
ZOOM TAC-2
オーディオインターフェース
ファイルウェブ特集記事
メーカーHP
スペックは、最高24ビット/192kHzのハイレゾ音質の録音/再生に対応。
DSDには対応していないようですが、
『Thunderbolt』 インターフェース採用の恩恵として
①10Gbpsの転送スピード
②10Wのバスパワー電力供給
③コンピュータのジッターによる影響を回避する、アシンクロナス(非同期)転送システム採用
と音質向上に効果が出る模様です。
Thunderboltポートを装備する、Mac OS X v10.8.5以降のアップル製コンピュータで動作可能
とのことですが、Windowsでも動作するよう期待してます。
ZOOM TAC-2 ご予約ページはこちら
もうひとつ、ネットワークオーディオとして欠かせないアイテムのNAS
既に発売中の品ですが、にわかに活況を浴びている QNAP のNASをご紹介。
QNAP HS-210
AV Watch の記事
ファイルウェブの記事
このメーカーは、企業やSHO向けの製品を多く提供しているPCストレージ系の会社ですが
この製品に関しては、オーディオに向いている静音設計となっています。
記事にもありますとおり、この製品はHDDは別売り。
RAID1モード対応でデータのバックアップにも信頼が置けます。
※オーディオスクェア藤沢店・越谷店で早速デモ開始しました。
QNAP HS-210 の商品ページはこちら
アプリのインストールによりDSDフォーマットも対応。
今後も登場予定のDSD対応のネットワークプレーヤー(TEAC/marantz)と一緒に
セッティングすると優れたネットワークオーディオが組めそうです。
どちらの方法にするにも、パソコンは必要になりますが
NASの場合、映像にも利用できますのでAVアンプやレコーダーと組んで
ホームネットワークが構築できます。